暦の用語集(読み方つき・五十音順)
暦や年中行事にまつわる用語を、読み方(よみがな)つきで五十音順にまとめました。難しい漢字も、読めれば行事の場面で自信を持って使えます。用語は今後も追加していきます。
あ行
- 後厄あとやく
- 本厄の翌年。厄の力が徐々に薄れていく年とされ、前厄・本厄と合わせた3年間を慎んで過ごすのが習わしです。→ 厄年早見表
- 一粒万倍日いちりゅうまんばいび
- 「一粒の籾(もみ)が万倍に実る」という意味の吉日。何かを始めるのに良い日とされ、財布の新調や開業日に人気があります。大安と重なる日は「最強開運日」として話題になります。
- 忌み数いみすう
- 「死」を連想させる4、「苦」を連想させる9のこと。香典やお祝いの金額では4千円・9千円などを避けるのがマナーとされます。→ 香典の金額相場
- 薄墨うすずみ
- 通夜・葬儀の香典の表書きに使う薄い色の墨。「涙で墨が薄まった」という悲しみを表します。四十九日以降の法要では通常の濃い墨を使います。
- 閏月うるうづき
- 旧暦でおよそ3年に一度挿入される「13番目の月」。月の満ち欠けに基づく旧暦は1年が約354日と季節から少しずつずれるため、閏月でずれを調整していました。
- 干支えと
- 本来は十干(じっかん)と十二支を組み合わせた60通りの体系。日常会話で「あなたの干支は?」と聞くときは十二支を指すのが一般的です。→ 干支早見表
- お食い初めおくいぞめ
- 生後100日ごろに「一生食べ物に困らないように」と願って行う儀式。百日祝い(ももかいわい)とも呼ばれます。→ 日数計算
か行
- 数え年かぞえどし
- 生まれた時点を1歳とし、お正月(1月1日)を迎えるたびに1歳ずつ増える伝統的な年齢の数え方。厄年・七五三・長寿祝いなどで今も使われます。→ 数え年計算
- 還暦かんれき
- 数え61歳(満60歳)の長寿祝い。干支(十干十二支)が60年でひと回りし、生まれ年と同じ干支に「還る」ことが由来。赤いちゃんちゃんこには「赤ちゃんに還る」の意味があります。
- 喜寿きじゅ
- 数え77歳の長寿祝い。「喜」の草書体が「七十七」と読めることが由来です。
- 旧暦きゅうれき
- 明治5年(1872年)まで日本で使われていた暦(天保暦)。月の満ち欠けを基準に日付を決める太陰太陽暦で、六曜や旧正月・お盆の日取りの元になっています。
- 古希こき
- 数え70歳の長寿祝い。唐の詩人・杜甫の「人生七十古来稀なり」という詩句が由来です。
- 御仏前ごぶつぜん
- 四十九日以降の法要で使う香典の表書き。故人が成仏して仏になったとされる時期から使います。浄土真宗では通夜・葬儀から御仏前を使います。
- 御霊前ごれいぜん
- 通夜・葬儀(四十九日より前)で使う香典の表書き。故人の魂がまだ霊としてとどまっている期間とされることから。→ 香典の金額相場
さ行
- 赤口しゃっこう
- 六曜のひとつ。正午前後(11時〜13時ごろ)のみ吉で、それ以外の時間は凶とされます。「赤」の字から火の元や刃物に注意する日とも言われます。
- 十干じっかん
- 甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10要素。十二支と組み合わせて60通りの干支を作ります。
- 十二支じゅうにし
- 子(ね)・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12要素。年賀状や「年男・年女」で使われる、最もなじみ深い干支です。
- 先勝せんしょう
- 六曜のひとつ。「先んずれば勝つ」の意味で、午前は吉・午後は凶。急ぎごとに良い日とされます。「さきがち」とも読みます。
- 先負せんぶ
- 六曜のひとつ。「先んずれば負ける」の意味で、午前は凶・午後は吉。静かに過ごすのが良い日とされます。「さきまけ」とも読みます。
- 卒寿そつじゅ
- 数え90歳の長寿祝い。「卒」の略字「卆」が「九十」と読めることが由来です。
た行
- 大安たいあん
- 六曜の中で最も縁起が良い日。「大いに安し」の意味で、終日吉とされる唯一の六曜です。結婚式・入籍・納車などに人気。→ 大安カレンダー
- 大厄たいやく
- 厄年の中でも特に重いとされる年。男性は数え42歳(「死に」の語呂)、女性は数え33歳(「散々」の語呂)です。→ 厄年早見表
- 長寿祝いちょうじゅいわい
- 還暦(61)・古希(70)・喜寿(77)・傘寿(80)・米寿(88)・卒寿(90)・白寿(99)・百寿(100)など、節目の年齢を祝う行事の総称(いずれも数え年)。→ 数え年計算
- 友引ともびき
- 六曜のひとつ。「友を引く」の字面から、祝い事のお裾分けには良く、葬儀は避けるのが慣習です。友引を休業日にしている火葬場も多くあります。
な行
- 二十四節気にじゅうしせっき
- 太陽の動きをもとに1年を24等分した季節の区分。立春・春分・夏至・秋分・冬至などが含まれます。「暦の上では春」という表現は立春を指しています。
は行
- 白寿はくじゅ
- 数え99歳の長寿祝い。「百」の字から「一」を引くと「白」になることが由来です。
- 早生まれはやうまれ
- 1月1日〜4月1日に生まれた人のこと。同学年の中で誕生日が遅いのに「早」と呼ぶのは、数え年時代に「早く進学する」とされた名残です。→ 卒業年計算
- 丙午ひのえうま
- 60年に一度巡ってくる干支の組み合わせ。「丙午年生まれの女性は気性が激しい」という迷信が江戸時代から伝わりますが、科学的根拠はありません。前回は1966年、今回は2026年です。→ 干支早見表
- 仏滅ぶつめつ
- 六曜の中で最も凶とされる日。もとは「物滅」と書き、仏教とは無関係です。「物が一度滅んで新たに始まる日」と前向きに捉える考え方もあります。
- 米寿べいじゅ
- 数え88歳の長寿祝い。「米」の字を分解すると「八十八」になることが由来です。
- 本厄ほんやく
- 厄年の中心となる年。男性は数え25・42・61歳、女性は数え19・33・37・61歳が一般的です。→ 厄年早見表
ま行
- 前厄まえやく
- 本厄の前年。厄の力が現れ始める年とされ、本厄に向けて心構えをする年と言われます。
- 満年齢まんねんれい
- 生まれた日を0歳とし、誕生日ごとに1歳増える現在の標準的な年齢の数え方。履歴書や公的書類の年齢はすべて満年齢です。→ 年齢早見表
や行
- 厄年やくどし
- 災いが起こりやすいとされ、慎んで過ごすのが良いと伝えられる年齢。平安時代から続く風習で、ほとんどの神社・お寺で数え年を基準にします。→ 厄年早見表
- 厄払いやくばらい
- 厄年の災いを避けるために神社やお寺で受ける祈祷。元日から節分までに受けるのが古くからの習わしですが、現在は通年で受け付ける寺社が多くなっています。「厄除け」とも呼ばれます。
ら行
- 六曜ろくよう
- 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種が毎日順番に巡る、日の吉凶を示す暦注。旧暦の各月1日でリセットされるため、新暦カレンダーでは月の途中で並びが飛びます。→ 六曜カレンダー
わ行
- 和暦われき
- 元号(明治・大正・昭和・平成・令和)を使った日本独自の年の表し方。公的書類では和暦・西暦のどちらでも使われるため、変換の需要が絶えません。→ 年齢早見表
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